スーパー8テスト撮影レポート(3)
蛍光灯下(シャッタースピード1/40)
まずは蛍光灯と太陽光がまざっている所で、フィルター無しの絞り換えでの撮影
(1)蛍光灯&太陽光、フィルター無し、化粧普通
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+1(5、3分の1) |
適正(4、3分の1) |
−1(2.8、3分の1) |
思ったよりなかなかいい感じで撮れています。室内でもこれだけ明るければ問題ないみたいです。
適正より絞りをあけているはずの方が暗いのはデジカメの問題です。何回やってもこうしか撮れませんでした。
(2)蛍光灯のみ、フィルター無し、化粧普通
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適正(2.8、2分の1) |
理屈ではタングステンフィルムなのでフィルター無しでいけるはずなのですが予想通り緑になりました。
好みや演出によりますが補正フィルターが必要です。
タングステン用の蛍光灯補正フィルターはある事はあるのですがまず需要がないので
店頭在庫で置いてるところがなかったのです。(本来は使わないからなぁ)
夜、駅構内(シャッタースピード1/30)
(1)フィルター無し、絞り換え化粧普通。
(2)フィルター無し、ロング
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適正 |
開放 |
(3)フィルター無し、絞り換え化粧濃いめ。
一見いい感じに見えますが実はピントがフラフラ動いています。原因はカメラという可能性は低いのでフィルムか現像の可能性があります。
夜景・雰囲気(シャッタースピード1/30)
クロスフィルター、開放。
やはりピントがフラフラ動いています、う〜んつらい。
朝焼け
実際はもっと青く朝日っぽいのですが写真では赤くなってしまいました。夕陽と区別がつきませんな。
でも思ってたより朝焼けの微妙な空が映ったと思います。
テスト撮影を終えて
さて色々試した訳ですがどういう訳か全体的にスーパー8らしからぬ粒子の粗さが気になりました。
せっかくスーパー8で撮るのにこの画質ではあまりにもありがたみが無さすぎる。
室内や夜間はまだいいのですが、と言うか全然OKなんですが太陽光下がつらすぎる。
ピントがふらつくのも原因不明です。(まぁフィルム自体か現像とは思うのですが・・・)
以前撮影した時はもっと綺麗だったはずなのでフィルムが古くて赤に転んだのかそれともやはり純正の
現像をしなかったせいなのか決めあぐねています。
しかし純正の現像に出すと予算がオーバーしてしまいますしこの画質なら高い金だしてフィルムで動く価値があるのか?
という所まで考えまして、今回のBendithmoniesの青春ドラマはビデオ撮影という事にしました。
でもフィルムにはそれでしか出せない雰囲気というのがありますしビデオで撮るのなら想定していた予算も
かなり浮きますので前から作りたかった3〜4分の「怪談」物をフィルムで作ろうかと考えています。
最後にここでも念を押しておきますが掲載の画像は映写した画像をまんまデジカメで撮った物で
実際より明るさや色がかなり違う事をお断りしておきます。
中町監督作品「夏草の誘い」はフィルムで動きますよ、内容がフィルム向けなので。